2005年度
ボーイ隊の活動報告


3月12日〜13日
練馬地区”チャレンジ50”(50km夜間ハイク)に参加しました。

毎年恒例の地区50kmハイク(チャレンジ50)が東武東上線森林公園駅から不二幼稚園(練馬第6団団本部)までのコースで開催されました。 練馬第1団からは、ボーイ隊3個班(18名)、ベンチャー隊4名が参加しました。ボーイ隊18名中小学5年生が13名と新入隊員がとても多いメンバー 構成での参加となりましたが、翌日の朝まで皆がんばって歩きました。
<<練馬第1団参加メンバー>
 ・ワシ班:班長(中2)、初級およびボーイスカウト:3名(内女子1名)の4名
 ・ハヤブサ班:班長(中2)、次長(中1)、初級およびボーイスカウト:5名(内女子2名)の7名
 ・オオカミ班:班長(中1)、次長(小6)、初級およびボーイスカウト:5名の7名
 ・ベンチャー隊:高2;2名、高1;1名、中3;1名
<<コース>>
 スタート:東武東上線森林公園駅(南口)〜青鳥交差点(直進)〜R254(左折)〜上野本西(右折)〜下青鳥下(左折)〜消防署南(右折)〜 高坂四(左折)〜早俣橋(直進)〜戸守(右折)〜道場橋東詰(直進)〜落合橋北詰(右折)〜山田(右折)〜神明町(直進)〜札の辻(直進)〜 連雀町(左折)〜小仙波から富士見川越有料〜木野目(直進)〜富士見川越有料料金所〜富士見川越有料入口(右折)〜英インター川越街道旧道(左折)〜 朝霞中央公園(直進)〜東埼橋(直進)〜赤塚新町三(直進)〜自衛隊駐屯地(右折)〜不二幼稚園 ゴール

スタート受付
隊長が受付に本日の参加メンバー表を提出し、受付をしました。
スタート前、隊長から注意事項を伝達。
地区チャレンジ50開会セレモニー
注意事項の伝達や地区委員長からの挨拶がありました。
地区委員長に引き続き、地区協議会長の挨拶。
さて、いよいよ出発です。
1団の先陣はワシ班。元気に出発していきました。
続いてハヤブサ、オオカミと出発して行きました。
ベンチャー隊も出発です。
ベンチャー隊は基本的には単独行動ですが、4名揃って出発しました。
<<第1CP(チェックポイント):消防署南(約5km)>>
先陣を切ったワシ班。まだまだ元気です。
2番目のハヤブサ班。女の子も元気に歩いています。
3番目のオオカミ班。男組7名、がんばっています。

<<第2CP:戸守(約10km)>>
車の駐車スペースが無かったため、2CP近くのコンビニで3ケ班が通過するのを静かに見送りました。
<<第3CP:落合橋北詰(約15km)>>
ワシ班。まだまだ余裕のピースサイン。
オオカミ班も無事到着
風が強かったので、フードをかぶって帽子が飛ぶのを防ぎました。
ハヤブサ班、半そででがんばっています。
第4CP直前
少し歩くペースに差が出始め、列が若干長くなってきました。
<<第4CP:川越インフォメーションセンター(約20km)>>
ワシ班、そろそろ顔に疲れが見え始めました。
オオカミ班、一人リタイアしたいと言い出しましたが、まだ20km、先月の隊の夜間ハイクでは25km 歩きとおしたのだから、次のポイントまではがんばろうと励ましました。
ハヤブサ班、班長の肩には女子スカウトのザックが!
足が痛い! まめが出来てしまったようです。バンドエイドで応急処置、こちらも先月25km 歩けたので、次のポイントまでがんばって歩いて、それでダメだったら考えようと、このポイントは送り出しました。
<<第5CP:木野目エスコ(約25km)>>
リーダーがあまり顔を出すとスカウトが 弱音を吐いてしまうかもしれないとのことで、トップのオオカミ班だけ写真を取った後は、身を隠していました。
20km地点でリタイアしたい、足が痛い などがありましたが、25km地点を全員(元気ではないかもしれないけれど)出発していきました。
<<第6CP:富士見川越有料料金所(約30km)>>
先月の隊で25km全員が歩き通しましたが これを超える30km、未知の世界に突入しました。
ポイントで、温かい飲み物のサービスがありました。実は立ち上がる元気も残っていません。
班長の両肩と前に初級(およびボーイスカウト)のスカウトのザックが!!
6CPは地区の救護所にもなっています。4CPでまめを作ってしまった女子スカウトや足が痛いスカウト 達を見てもらいました。
救護所で見てもらい、元気100倍とはいきませんでしたが。。。参加スカウト全員が6CPを出発しました。

<<第7CP:富士見川越有料入口(約35km)>>
車が止まれず、CPから少し離れた所で待機。ポイントのリーダーから副長の 携帯に一番遅れていたワシ班4名の内、2名がリタイアとの連絡が。副長2名がポイントに向いました。
10数分後ポイントに向った副長が戻ってきて、何とか4名全員 出発させたとのことでした。
<<第8CP:英インター(約40km)>>
そろそろ空が白み始めてきました。先陣をきっているオオカミ班、 ここでお弁当のおにぎりを食べて全員出発。
2番目のハヤブサ班。2名が若干遅れているので班長次長が付き添い、残りの3名のスカウトが先にCPに 到着しました。
余裕?のピース?でも疲れました。
班長は両肩と前に女子スカウトや遅れ気味の初級スカウトのザックを担ぎ、何とか班員全員を完歩させようと がんばっています。
さむい!!
ねむい!!
つかれた!!

もうすでに40km歩いてきました。新入隊の5年生にとっては充分すぎるほどがんばってきました。 ここでリタイアしても誰も何にも言わないよ、40kmも歩いたのだから充分がんばったよ、と問いかけましたが無言でじっと下を向いていました。
班長にとっても自分で歩くのだけでも 辛いのに、ふらふらの班員を連れて行くのももっと辛いと思います。班長にも「最後まで連れて行けるか」と聞くと「はい」と力強い返事が返ってきました。
そして、 班長が”そろそろ行こうか”と声をかけると、全員がすくっと立ち上がり、班長についていきました。

遅れていたワシ班、何とか8CPまで4名全員がたどり着きました。でも初級スカウト1名が限界です。ここ8CPでリタイアとなりました。それでも40km、 5年生で本当によくがんばりました。
第9CP直前、日もだいぶ高く上ってきました。無言で黙々と歩いています。
<<第9CP:本町小学校前(約45km)>>
オオカミ班、全員そろってチェックを受けます。 20kmで弱音を吐いたスカウトもここまで歩いてきました。そしてオオカミ班7名全員が9CPを出発していきました。
しかしながら、9CPの先の”東埼橋”で1名が伴走車に収容、残念ながらゴール目前でのリタイアとなりました。
2番目のハヤブサ班、班長の代わりに次長の肩にザックが移っていました。
無言で黙々と、もう少しで第9CPです。
第9CPにハヤブサ班7名全員到着。最後のチェックを受けました。

3番目のワシ班、残り3名で第9CPにたどり着きましたが、女子スカウト1名がここでリタイア、女の子(5年生)で本当のよくここまで歩きました。
そして、班長と5年生スカウト2名で9CPを出発したのですが、ゴールにたどり着くことなく、残念ながら途中でリタイアとなってしまいました。

先行していたオオカミ班、45km超で1名リタイアとなりましたが、残り6名が14時間02分のタイムで見事完歩。
班長中1、次長小6、 残りのスカウトが小5という構成の班で本当に良くがんばりました。
最後となったハヤブサ班(地区でも最後、本当の最後尾)7名全員そろって見事不二幼稚園にたどり着きました。
50kmを歩き通し、ゴールの報告を全員で行いました。
所要時間:15時間15分、12時間以内の完歩にはとどきませんでしたが、班長中2、次長中1、 残りのスカウト5名が小5の7名で、スタートから一人も欠けることもなく全員がゴールしました。
地区委員長からもスタートから一人も欠けることなく全員がゴールしたことに対して お褒めの言葉をいただきました。そして7名全員に完歩賞が授与されました。

こうして色々なドラマが繰り広げられ、参加スカウト18名中完歩者13名(内5年生完歩9名)で無事にチャレンジ50を終了することが出来ました。
ベンチャー隊では、参加スカウト4名全員が12時間以内に完歩(9時間39分:2名、9時間40分:1名、11時間19分:1名)でした。
また、最後になりますが、12時間を大幅に上回る長い時間、ゴール地点を撤収せずにお待ちいただき、暖かくオオカミ班やハヤブサ班を暖かく迎えてくださった地区委員長を はじめ、ゴール地点のスタッフの方々、地区のしんがりを勤め、結果的には地区で最後となったハヤブサ班のお供をしてくださいましたBS担当副コミッショナー、 そして、ハヤブサ班が通過していないためにポイントを撤収できなかった各ポイントのスタッフの方々にお詫びを申し上げると共に、感謝を申し上げたいと思います。
本当に、有難うございました。


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